皆さん、こんにちは!稲毛生まれ稲毛育ちのライターです。こちらの記事で、稲毛駅東口のシンボル的存在だった海宝ビルについて、気になる現状と今後の可能性を徹底調査してきましたが、いいよいよ解体・建替工事がスタートしましたね!
地域の景観にも大きな変化をもたらすこのプロジェクト。現在の工事の様子や今後の予定についてまとめました。地元民として、寂しい気持ちもありますが、街の発展のためにも重要な情報をお届けします。
なお、この記事に記載されている情報は、取材時の情報です。
稲毛駅前のランドマーク、海宝ビルの解体・建替工事が始まりました!
今回は下記の流れで紹介します。
- 稲毛駅前 海宝ビルではどんな工事が行われている?
- 解体工事を行なっている会社とは?
- 今後の工事の進捗は?
それでは詳しく紹介します。
稲毛駅前 海宝ビルではどんな工事が行われている?
現在、海宝ビルではアスベスト撤去工事が進められています。
知り合いの一級建築士に相談したところ、アスベスト除去は解体工事の中でも非常に手間がかかる工程だと教えてくれました。理由は、アスベストは飛散すると健康被害を引き起こすため、慎重な作業が求められるからです。重機を使った大胆な解体はできず、すべて手作業で少しずつ撤去していくそうです。
アスベスト撤去が完了した後は、内装の解体工事、そして最後にビル本体(躯体)の解体工事へと進んでいきます。
まだまだ時間はかかりそうですが、安全第一で工事を進めてほしいですね。
解体工事を行なっている会社とは?
今回、海宝ビルの解体工事を担当しているのは、スターツという会社です。
スターツは不動産、建設、管理まで幅広い事業を展開する総合企業グループで、地域密着型のプロジェクトも多く手掛けています。
項目 | 内容 |
---|---|
会社名 | スターツCAM株式会社 |
主な事業内容 | 建設工事(新築・改修・解体)、建築設計、プロジェクトマネジメント |
特徴 | 地域密着・安全重視・環境配慮型工事 |
本社所在地 | 東京都中央区 |
特記事項 | スターツグループの一員として、不動産やホテル運営など多角的な事業展開 |
詳しくはスターツCAM株式会社の公式サイトをご覧ください。 スターツ公式サイトはこちら
今後の工事の進捗は
海宝ビルは地上7階建て、高さ約20m超という大規模な建物です。
一般的にこの規模のビルを解体する場合、工期の目安は以下のようになります。
工事内容 | 期間(目安) | 備考 |
---|---|---|
アスベスト除去工事 | 2〜3ヶ月 | 飛散防止のため完全手作業、安全対策を徹底 |
内装解体工事 | 1〜2ヶ月 | 壁材・設備機器・配管などを撤去 |
躯体解体工事(外壁・構造躯体の解体) | 2〜3ヶ月 | 重機を使いながら慎重に解体 |
地中構造物(基礎)撤去・整地作業 | 1ヶ月程度 | 最後に地盤を整備 |
つまり、全体でおおよそ6〜9ヶ月程度かかる見込みです。
天候や周辺環境への配慮、安全基準によって多少前後する場合もありますが、2026年の2月頃までには解体完了となる可能性が高そうです。
まとめ|稲毛駅前の未来に向けて
稲毛駅前に長年そびえていた海宝ビルが、今、次の時代に向けて動き出しました。
現在はアスベスト除去作業という大変繊細な工程が進められていますが、スターツCAM株式会社の高い技術力のもと、安全第一で作業が行われています。
解体が完了すれば、駅前エリアの再開発や街の景観も大きく変わることが予想されます。
今後の進捗に注目しながら、街の新しい姿を楽しみに待ちましょう。