30代女性である私が、長年苦しんできた好酸球性副鼻腔炎。手術を受け、ひとつの山を越えたと思った矢先、再び容赦なく襲いかかってきた再発の恐怖。その体験を、ありのままに綴ります。
副鼻腔炎(好酸球性)が手術後に再発 体験談の3つのリアル
再発した習慣は、再び、あの苦しい日々が戻ってくるのかと思うと、絶望感に打ちひしがれました。手術でようやく解放されたと思っていたのに、なぜこんなにも残酷な現実が私を襲うのか。涙が止まりませんでした。
- 副鼻腔炎(好酸球性)は再発しやすい
- 副鼻腔炎(好酸球性)の手術後の対応は?治し方、治療法は?
- 副鼻腔炎(好酸球性)が再発した瞬間
それでは詳しく紹介していきます。
副鼻腔炎(好酸球性)は再発しやすい
好酸球性副鼻腔炎は、一度治療しても再発しやすい病気だと言われています。再発する確率は50%と言われていて、その理由は、手術で鼻茸を切除しても、好酸球の働きが根本から改善されるわけではないため、再び鼻茸ができてしまうためです。
どうしても再発してほしくない私は、定期的に手術した病院に通い経過観察を行っていました。
副鼻腔炎(好酸球性)の手術後の対応は?治し方、治療法は?
手術をしたからといって何が治療法が変わるわけではありません。基本的に具体的な再発防止策はなく、経過を観察するという状況です。個人的には下記のことを実施していました。
副鼻腔炎(好酸球性)の治し方・治療法とは?
私が体験した中で効果を感じたのは下記の治療でした。
日常的な治療法 | ・カルボシステイン、点鼻スプレー、辛夷清肺湯(根気強く3週間以上、飲み続けたら効果を感じました) ・鼻うがい(これは本当にお勧めです) |
痛みが激しいときの治療法 | ・ラスビック、リンデロン(点鼻薬) |
です。この中でも鼻うがいは本当にお勧めです。風邪もひきにくくなりので、あと小さい子供の奥に詰まっている鼻水もきれいに取れるみたいなので、鼻炎に悩む人にもお勧めです。
鼻うがいについては、こちらの記事で詳しく紹介します。
副酸球性副鼻腔炎が再発した体験談
手術から3年が経過したある日、12月12日でした。友人と飲み会後、終電がなくなり、両国のホテルでベッドで横になったとき、頭部に激痛が走りました。それは、手術前に経験したあの耐え難い痛みと全く同じでした。
「まさか、また…?」
一瞬、現実を受け止められませんでした。しかし、あの痛みは紛れもなく、好酸球性副鼻腔炎の再発を告げていました。
再び、あの苦しい日々が戻ってくるのかと思うと、絶望感に打ちひしがれました。手術でようやく解放されたと思っていたのに、なぜこんなにも残酷な現実が私を襲うのか。涙が止まりませんでした。
再発後の日々
再発後、私は再び、あの耐え難い頭痛と鼻づまりに悩まされました。嗅覚も鈍くなり、大好きな食べ物の味が分からなくなったことにも、大きなショックを受けました。
「どうして私ばかりこんな目に合うんだろう」
そんな思いが何度も頭をよぎりました。
しかし、いつまでも悲観してばかりはいられません。私は、再び医師に相談し、治療を開始しました。今回は、ステロイド薬の点鼻薬と内服薬を処方され、様子を見ることになりました。
まとめ
好酸球性副鼻腔炎との闘いは、決して終わりません。再発を繰り返すたびに、心身ともに大きな負担がかかります。しかし、私は諦めずに治療を続け、少しでも楽になりたいと思っています。
副酸球性副鼻腔炎が再発した後の対応
- 医師に相談する: 再発したら、すぐに医師に相談しましょう。
- 治療法の見直し: 薬の量や種類を調整したり、新しい治療法を試したりすることもあります。
- 生活習慣の見直し: 食生活や睡眠、ストレス管理など、生活習慣を見直すことも大切です。
- 心のケア: 同じ病気の人と交流したり、カウンセリングを受けるなど、心のケアも大切です。
続く
痛みが出た私は、もう一度病院に行くことに。その場で再手術の提案があり、3ヶ月後にはもう一度手術をすることになりました。
最後に
好酸球性副鼻腔炎は、まだ十分に解明されていない病気です。治療法も確立されているとは言えません。しかし、私は諦めずに、この病気と向き合っていきたいと思っています。
もし、同じ病気で悩んでいる方がいらっしゃいましたら、一人で悩まずに、医師に相談したり、患者会に参加したりすることをおすすめします。