長年、私を苦しめてきた好酸球性副鼻腔炎。眼科、脳外科、耳鼻科を転々とし、ようやく紹介状を得て、大学病院での治療が始まりました。しかし、その道のりは想像をはるかに超えるものでした。今回は、紹介状を得て大学病院に通院し、手術を決意したこと、手術に向けての準備を進めていく中で感じたこと、そして直面した現実についてお話しします。
慢性副鼻腔炎(好酸球) 手術までの5つの準備
慢性副鼻腔炎(好酸球) 手術するまでの5つの準備は下記のとおりです。
- 紹介状を得て大学病院に通院
- 最初の1か月は保存治療を実施
- 保存治療で効果はなく、手術に向けた準備を開始
- 入院1週間前、術式や麻酔などの説明を受ける
- いよいよ入院(手術前日)
それでは詳しく紹介していきます!
紹介状を得て大学病院に通院
かかりつけ医から紹介状をいただき、専門性の高い大学病院を受診しました。大学病院の先生は、私の症状を丁寧に聞いてくださり、CTやMRIなどの検査を行いました。検査の結果、鼻の中にポリープがたくさんできていること、副鼻腔が炎症を起こしていることがわかり、手術が必要との診断を受けました。
最初の1か月は保存治療を実施
手術の前に、まずは薬物療法による保存治療を試すことになりました。ステロイド剤や抗アレルギー剤などを服用し、様子を見ることになります。
ここで初めて知ったのが、鼻うがいです。これはすごくよかったです。花粉症や鼻炎に悩む方にはおすすめですので、ぜひ試してみてください!
実は甥っ子と姪っ子にも紹介したのですが、今では毎日1回やっていて風邪しらずです。花粉症による鼻づまりもすっきりするので、めちゃくしゃすっきりします!
保存治療で効果はなく、手術を決断・に向けた準備を開始
しかし、私の場合は、これらの薬で症状が改善することはなく、1ヶ月後には手術に向けての準備を進めることになりました。
手術は、3か月後に行うことになりました。また、手術前に麻酔の検査を受ける必要があり、1週間程度の入院が必要とのことでした。保険会社に相談したところ、手術と入院で保険金が下りるとのことで、少し安心しました。
入院1週間前、術式や麻酔などの説明を受ける
いよいよ手術が近づき、病院から入院の説明がありました。手術のやり方や、使用する麻酔の種類など、詳しく説明を受けました。ちょうどその頃、新型コロナウイルスが急拡大し、あちこちで非常事態宣言が出されていました。病院からも、新型コロナウイルスに感染していると手術が延期、もしくはキャンセルになる可能性があると説明を受けました。入院前にPCR検査を受けることになり、結果が出るまでドキドキした日々を過ごしました。幸い、検査の結果は陰性で、ホッと一安心しました。
いよいよ入院(手術前日)
いよいよ手術前日、大学病院に入院しました。本当は、費用の安い集団部屋を希望していたのですが、満室とのことで、個室に案内されました。個室の費用は集団部屋と同じだったので、経済的な負担は変わりませんでしたが、個室でゆっくりと過ごせるのはありがたいことでした。そしていよいよ手術当日を迎えます…。
まとめ
大学病院での治療は、私にとって大きな決断であり、同時に大きな不安を抱えるものでした。手術に向けての準備を進める中で、様々な困難に直面しましたが、一歩ずつ前に進むしかありませんでした。
続く
次回のブログでは、入院当日から手術当日までの体験について詳しくお話しします。手術室に入る前の私の心境や、手術中の出来事など、ありのままを綴っていきたいと思います。