2026年8月13日に発生した「令和8年8月千葉豪雨」。
千葉市内では道路の冠水が相次ぎ、私の車も水没してしまいました。
場所は、イオン稲毛店付近の低くなっている道路です。
保険会社へ連絡してレッカーを手配したものの、豪雨による水没車があまりにも多く、なかなかレッカー車が来ません。
その後、道路の通行を確保するために千葉市によって車が移動されました。
そこで困ったのが、
「あれ?私の車、どこに行ったの?」
という問題です。
同じ状況になっている方はかなり多いのではないでしょうか。
千葉市によると、今回の豪雨では道路上に約2,500台の放置車両が発生し、市がレッカーによる保管場所への移動を進めています。
私自身も、
水没 → 保険会社へ連絡 → 市が車を移動 → 車を探す → 搬送先を決める → 再度レッカーを手配 → ホンダへ搬送
という流れを実際に経験しました。
この記事では、
- 千葉市にレッカーされた水没車はどこにある?
- 自分の車の保管場所を確認する方法
- 電話する前に用意しておく情報
- 車が見つかった後はどうする?
- 修理工場までどうやって運ぶ?
- レッカー移動時の注意点
- 代車はいつまで使える?
- 水没車が全損になった場合の車両保険
など、私が実際に経験して「先に知りたかった!」と思ったことを順番に紹介します。
同じように千葉豪雨で車が水没し、「車がどこにあるのか分からない」と困っている方の参考になれば幸いです。
結論|千葉市に車をレッカーされたら「043-245-5383」に問い合わせる
急いでいる方のために、最初に結論です。
千葉豪雨で水没・冠水した車が千葉市によって撤去され、
「自分の車がどこにあるのか分からない」
という場合は、千葉市が設置している土木管理課 放置車両お問い合わせ窓口へ確認します。
電話番号:043-245-5383
電話すると、自分の車がどの保管場所へ移動されたのかを確認できます。
私が問い合わせた際には、スムーズに車を特定できるよう、
- 車の所有者名
- 所有者の連絡先
- 車のナンバー
- 水没・放置した場所
など、車を特定できる情報を手元に用意してから電話しました。
千葉豪雨で水没した私の車も、市にレッカーされました
今回、私の車が水没したのは稲毛周辺。
イオン稲毛店付近の道路を走行していたところ、低くなっている場所に大量の水がたまり、車が水没してしまいました。
その後すぐに保険会社へ連絡し、レッカーを手配。
ところが今回の豪雨では、千葉市内の至るところで同じように車が水没しています。
当然、レッカー業者も大混雑。
待っても待っても、なかなか来ませんでした。
そして後になって確認すると、私の車は道路上からなくなっていました。
千葉市によって移動されていたのです。
なぜ千葉市が水没車を移動したの?
「勝手に車を持っていかれた?」
と驚くかもしれませんが、今回の措置には理由があります。
千葉市は8月13日の豪雨を受け、市内の市管理道路などを災害対策基本法第76条の6に基づく区間に指定しました。
緊急車両などが通れる道路を確保するため、道路上に残された水没車・立ち往生車両などについて、道路管理者による移動が行われています。
つまり、今回のような大規模災害では、救急車や消防車、復旧車両などが通行できるようにするため、市が車両を移動させることがあります。
千葉市にレッカーされた車はどこにある?
ここがこの記事で一番伝えたいところです。
千葉市の公式発表では、今回の豪雨で撤去された車両について、現在以下の場所などで保管しています。
千葉市が公表している車両保管場所
- 市役所本庁舎駐車場脇(将来活用検討地)
- 中央・美浜土木事務所
- 蘇我コミュニティセンター
- 緑土木事務所
- 緑区役所
- 緑保健福祉センター
- 北谷津清掃工場
ただし、自分で7か所を探し回る必要はありません。
また、千葉市は保管場所について「今後の状況に応じて変動する可能性がある」としています。
そのため、まず問い合わせ窓口へ電話してください。
自分の水没車がどこにあるか確認する方法
千葉市の問い合わせ先はこちらです。
土木管理課 放置車両お問い合わせ窓口
043-245-5383
電話をして、
「8月13日の豪雨で車が水没して、市に移動されたようなのですが、保管場所を確認したいです」
と伝えればOKです。
私の場合も、ここから車の所在を確認することができました。
電話する前に準備しておきたい情報
私の経験上、電話する前に次の情報を手元に用意しておくとスムーズです。
- 車の所有者名
- 所有者の電話番号
- 車のナンバー
- 車種
- 車の色
- 水没・放置した場所
- 水没した日時
特に重要なのは、
「ナンバー」と「どこで水没したか」
です。
今回の豪雨では非常に多くの車が移動されているため、
「白いホンダです」
だけでは特定が難しい可能性があります。
スマートフォンに水没直後の写真が残っている場合は、ナンバーや場所が確認できるようにしておくと安心です。
車の場所が分かった!でも、ここからが大変でした
千葉市に電話して、
「車がどこにあるか分かった!」
これで一安心……と思いますよね。
ところが、実際にはここからもうひと仕事あります。
市の保管場所は、あくまで一時的な保管場所です。
次に考えなければならないのが、
「この車をどこへ運ぶのか?」
です。
私の場合はホンダで購入した車だったため、ホンダへ相談し、対応してもらえる工場へ搬送することになりました。
水没した車をどこへ持っていくか決める
まずは、水没車を診てもらえる場所を確保します。
候補としては、
- 購入したディーラー
- メーカー系列のディーラー
- 自動車整備工場
- 中古車販売店
- 水没・冠水車に対応している事業者
などがあります。
ただし、今回の千葉豪雨では被災車両が非常に多いため、すべての店舗がすぐ受け入れられるとは限りません。
レッカーを手配する前に、必ず搬送先へ電話して「水没車を受け入れられるか」を確認してください。
車を動かす前にエンジンをかけない!
これも非常に重要です。
水没した車が一見動きそうに見えても、自己判断でエンジンをかけるのは避けた方が安全です。
千葉市も今回の被災車両について、故障や火災などの原因になる場合があるとして、エンジンを安易に始動せず、自動車販売店や整備工場へ相談するよう呼びかけています。
「ちょっとだけ動かせるかな?」
と思っても、まず専門業者へ相談してください。
搬送先が決まったら保険会社へレッカーを手配
車を受け入れてくれるディーラーや整備工場が決まったら、次は再び保険会社へ連絡します。
ここで、
「市の保管場所から〇〇まで車を搬送したい」
と伝え、レッカーを手配します。
ただ、今回のような大規模な水害ではレッカー会社も非常に混雑しています。
私の場合も、ここがかなり大変でした。
そのため、
① 車の保管場所を確認する
② 搬送先を確保する
③ レッカーを確保する
という順番で進めると分かりやすいと思います。
レッカーの日が決まったら市にも連絡する
ここも忘れやすいポイントです。
市の保管場所から車を搬出する場合、私のケースでは市側との日程調整・立ち会いが必要でした。
そのため、保険会社・レッカー業者から
「○月○日の○時頃に行けます」
と日時が決まったら、市の担当者にも連絡しました。
大規模災害時はレッカー会社側のスケジュールが非常に詰まっているため、実際にはレッカー会社が動ける時間を軸に、
市 → レッカー業者 → 搬送先
の予定を合わせる形になりました。
※引き取り方法や必要な手続きは保管場所・時期によって変わる可能性があります。必ず千葉市の問い合わせ窓口で最新の案内を確認してください。
私が実際に行った流れをまとめるとこうです
今回、私の水没車がディーラーへ到着するまでの流れはこちらです。
① 豪雨で車が水没
↓
② 保険会社へ連絡してレッカーを手配
↓
③ レッカーが間に合わず、市が道路上の車を移動
↓
④ 車がどこへ行ったのか分からなくなる
↓
⑤ 千葉市の問い合わせ窓口へ電話
↓
⑥ 車の保管場所が判明
↓
⑦ ディーラーへ連絡し、水没車の受け入れ先を確保
↓
⑧ 保険会社へ連絡し、市の保管場所から搬送するレッカーを手配
↓
⑨ 搬送日時が決まったら市側とも調整
↓
⑩ レッカーでディーラー・工場へ搬送
私の場合は、最終的に無事ホンダ側へ車を移動できました。
車が消えてしまったように見えた時は焦りましたが、順番に確認していけば大丈夫でした。
代車を借りている人は「いつまで保険が出るか」を確認して!
もう一つ、今回かなり重要だと感じたのが代車の期限です。
水没車の場合、
「修理できるのか?」
「全損になるのか?」
「買い替えるのか?」
という判断だけでも時間がかかります。
さらに今回のように地域全体で多数の車が被災すると、修理工場やディーラーも混雑します。
その間ずっと代車が使えるとは限りません。
自動車保険には「事故時30日型」「15日型」など、代車費用を補償する期間が決められている商品もあります。
「とりあえず代車があるから大丈夫」と思わず、何日間まで保険でカバーされるのかを早めに確認してください。
水没車が「全損」と言われたら保険はいくら出る?
ここは誤解しやすいところなので注意してください。
「全損になったら車の時価額の10%しかもらえない」
という意味ではありません。
車両保険に加入していて補償対象となる場合、全損時に支払われる基本の車両保険金は、契約時に設定された**車両保険金額(協定保険価額)**などを基準に決まります。
そのうえで、契約内容によっては「全損時諸費用保険金」として、車両保険金額の10%などが追加で支払われる商品があります。
つまり、
「10%=全損時にもらえる保険金全部」ではありません。
ここは必ず自分の保険証券・契約内容を確認してください。
「新しい車を買える金額が出ない」ことはある
一方で、ここは私自身も気になったポイントです。
車両保険金額は、必ずしも現在同等の車を買い直すために必要な金額と一致するわけではありません。
そのため、
「保険金だけでは同等の車へ買い替えられない」
というケースは十分考えられます。
ただし、自動車保険には商品によって、
- 車両新価特約
- 車両全損時復旧費用特約
- 全損時諸費用特約
- 再取得時等諸費用保険金
などがあります。
例えば一部の保険商品では、一定の条件を満たした全損時に、車両保険金額の2倍または「車両保険金額+100万円」のいずれか低い額を復旧費用の限度額とする特約もあります。
そのため、
「全損ですね。○○万円です」
と言われた段階で終わりにせず、
「私の契約には全損時の特約がありますか?」
「買い替える場合に使える特約はありますか?」
「再取得時の諸費用は対象になりますか?」
まで確認することをおすすめします。
※保険金額は保険会社・契約時期・契約内容・車両状態などによって異なります。「交渉すれば必ず160%になる」といった一律のルールは確認できませんでした。
千葉市が公表している最新情報を必ず確認してください
今回の記事は、私自身が令和8年8月千葉豪雨で車が水没し、市による車両移動を経験した内容をもとにまとめています。
ただし、車両の保管場所や引き取り方法は、今後変更される可能性があります。
最新情報は千葉市の案内を確認してください。
千葉市・道路上の放置車両の撤去について
土木管理課 放置車両お問い合わせ窓口:043-245-5383
よくある質問
千葉豪雨で水没した車がなくなりました。どこにありますか?
道路上に残されていた車については、千葉市が交通確保のため移動している場合があります。まず土木管理課の放置車両お問い合わせ窓口(043-245-5383)へ確認してください。
千葉市が移動した車の保管場所はどこですか?
2026年8月17日時点で、市役所本庁舎駐車場脇、中央・美浜土木事務所、蘇我コミュニティセンター、緑土木事務所、緑区役所、緑保健福祉センター、北谷津清掃工場の7か所が公表されています。ただし変更される可能性があります。
水没車のエンジンをかけても大丈夫?
安易に始動しないでください。千葉市も、故障や火災などの原因になる可能性があるとして、自動車販売店や整備工場への相談を呼びかけています。
車が見つかったら次に何をする?
まずディーラーや整備工場などへ連絡し、水没車を受け入れてもらえる搬送先を確保します。その後、保険会社などを通じてレッカーを手配すると進めやすいです。
市の保管場所から勝手にレッカーしていい?
私の場合は、市側との日程調整・立ち会いが必要でした。保管場所によって対応が異なる可能性があるため、搬送日時が決まったら必ず市へ確認してください。
水没車は車両保険の対象?
契約内容によります。一般的に台風や豪雨による水没が車両保険の補償対象になる商品はありますが、契約条件によって異なるため、加入している保険会社へ確認してください。
まとめ|まず「車がどこにあるか」を確認。そこから一つずつ進めれば大丈夫
今回、自分の車が実際に水没して分かったのは、
水没そのものだけでなく、その後の手続きが本当に大変
ということでした。
特に、市によって車が移動されたあと、
「自分の車がどこに行ったのか分からない」
という状況はかなり焦ります。
でも、まずやることはシンプルです。
- 千葉市へ電話して車の保管場所を確認
- ディーラーや整備工場へ連絡して搬送先を確保
- 保険会社へレッカーを依頼
- レッカー日時が決まったら市と調整
- 車を工場へ搬送
- 修理・全損の判定を待つ
- 代車の補償期限と車両保険の内容を確認する
この順番で進めていけば、少しずつ状況が整理できます。
私の車もいろいろありましたが、最終的には無事にホンダ側へ搬送することができました。
今回の豪雨で同じように車が水没し、
「車がない!どこに持っていかれた?」
と困ってこの記事へたどり着いた方の参考になれば幸いです。
※本記事は筆者の実体験と2026年8月22日時点で確認できる公表情報をもとにしています。保管場所・引き取り方法・保険の補償内容などは変更・個別差があります。最新情報は千葉市および加入している保険会社へご確認ください。