千葉市稲毛区・JR稲毛駅前の「ローソン稲毛駅東口前店」が閉店し、その跡地に新たな中高層ビルが建設予定であることが、現地に設置された「建築計画のお知らせ」から判明しました。
新ビル計画の概要(看板情報より)
内容 | 詳細 |
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名称(仮称) | 稲毛テナントビル |
用途 | 物販店・クリニック 他(住居はなし) |
所在地 | 千葉市稲毛区小仲台2丁目7番9 他 |
階数 | 地上4階・地下1階建て |
高さ | 約16.6m |
延べ面積 | 2,800.25㎡ |
構造 | 鉄骨造 |
着工予定日 | 2026年2月1日 |
完了予定日 | 2026年10月30日 |
建築主 | 株式会社 安田屋(東京都板橋区) |
設計者 | 株式会社 栄建築設計事務所 |
駅前の顔が変わる?テナントビルとして再出発へ
ローソンの閉店に「なぜ?」と首をかしげる住民も多い中、実は裏で進んでいたのは駅前再開発の一環とも言える「テナントビル新築計画」でした。
住居は入らず、物販店・クリニックなどのテナント専用ビルになる見込みで、完成後は駅前の生活利便性がより高まることが期待されます。稲毛エリアにおける医療施設やサービス業のニーズ増加も背景にあると考えられます。
中高層建築としての手続きも順守
この建築計画は、「千葉市中高層建築物に係る紛争の予防と調整に関する条例」に基づいて、説明会の案内が掲示されています。中高層(高さ10m超)の建物を新築する際には、近隣住民への事前説明義務が発生するため、看板に連絡先や担当者名が記載されています。
設置日は令和7年6月25日(2025年6月)で、今後、説明会などの動きが始まる見込みです。
地元住民として注目したい今後のポイント
- ✅ 店舗ラインナップがどうなるか?
クリニックや小売店など、利便性を左右するテナント選定がカギに。 - ✅ 工事期間中の交通・騒音対策
駅前という立地上、歩行者・自転車・バス停などへの配慮が必要。 - ✅ 稲毛駅前全体の再開発との連動
周辺の海宝ビル建て替えや、駅前ロータリー整備計画とも絡む可能性。
まとめ:駅前は“過渡期”から“進化期”
今回のローソン閉店と新テナントビル建設は、稲毛駅前の“これから”を象徴するような出来事です。たった1軒のコンビニの閉店ではありますが、背後には駅前の街並みを次の10年へと進化させるための準備が着々と進んでいます。
今後、近隣での建設説明会開催やテナント情報の公開など、新しい情報が入り次第、引き続き注視していきましょう。
稲毛駅前エリアの再開発トレンド
稲毛駅東口周辺ではこれまでも複数の再開発案件が進行中です。